概要
㈱テンポスホールディングス(東証STD2751)は、2023年7月24日、鮮魚卸、仲卸、鮮魚小売り・持帰り寿司小売運営、回転寿司/寿司・海鮮居酒屋運営の㈱ヤマト(2022年5月期純資産645百万円、総資産3,250百万円、売上高5,490百万円、営業利益373百万円)の全株式を取得し子会社化すると発表した。
狙い
ヤマトを買収することで同社飲食事業を伸ばすと共に、飲食店経営を自社で行うことで拡大及び立て直しのノウハウを身に付け中堅飲食事業者へのコンサルタント業務に活かす。
所感
同社は、飲食店向け機器販売、情報・サービス事業を展開する他、連結子会社㈱あさくま(東証STD7678)が「ステーキのあさくま」を、同㈱あさくまサクセッションがモツ焼き居酒屋・インドネシア料理レストランを、同㈱ドリームダイニングが海鮮丼等の「とろ家」「海鮮王」を運営するなど、飲食事業を展開している。本件M&Aは同社飲食事業を強化拡大するものであり、ヤマトの経営を通じて得られるノウハウの同社機器販売、情報・サービス事業への活用等を通じて、同社の更なる成長が期待される。
以上
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