概要
工藤建設㈱(東証STD1764)は、2025年4月28日、新設橋梁工事や大型地下構造物を中心とした土木工事業を手掛ける㈱松下工商(2024年9月期純資産666百万円、総資産822百万円、売上高921百万円、営業利益41百万円)の株式を取得し子会社化すると発表した。
狙い
松下工商が有する土木工事のノウハウや高い技術力を有する技能者の工藤建設グループへの参画により、グループシナジーを追求し、企業価値の向上を目指す。
所感
工藤建設は、建設・土木工事、戸建て住宅の設計施工、不動産販売などを主力とする総合建設会社であり、2024年7月にスタートした新中期経営計画では、既存事業の強化を含めた業容の拡大や事業領域の拡大、新規事業の創出を成長の柱に据えている。本件M&Aは、慢性的な建設業界の課題である熟練技術者の不足に対応する実務的な戦略であり、松下工商の技術基盤と人材力を取り込むことで、グループの施工体制をより強固なものとする取り組みである。工藤建設の今後の成長とアライアンス施策の展開が期待される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆
- 期待度☆☆
以上