ゼネラルパッカーが「第7次中期経営計画」を発表

概要

 ゼネラルパッカー㈱(東証STD6267)は、2023年9月1日、2026年7月期を最終年度とする3か年の「第7次中期経営計画」(2024年7月期~2026年7月期)を発表した。

 2026年7月期の数値目標は、売上高11,000百万円(2023年7月期実績9,054百万円)、経常利益1,100百万円(同939百万円)、売上高経常利益率10.0%以上(同10.4%)、ROA9.0%以上(同8.5%)、ROE10.0%以上(同11.0%)、とした。

施策
  • 販売戦略:海外3極(中華圏・ASEAN・欧米)での販売体制の強化。システムソリューションビジネスのさらなる拡大。安定収益確保のための主力商品のさらなる拡販。生産設備領域の強化及び新規開拓。
  • 開発・技術戦略:事業領域拡大のための企画・開発力の大幅な向上。省人化・環境配慮型の製品開発。オープンイノベーションやアライアンスを活用した開発力の強化。グローバル市場向けの対応力の強化。
  • 生産・資材戦略:技術伝承による人材の技能強化。調達体制の強化。アフターサービス体制の充実化。品質管理体制のさらなる強化。
  • マネジメント戦略:企業価値向上に向けたサステナビリティ経営の推進。グループ経営管理体制の強化。人材確保と育成強化。
  • IT戦略:デジタル技術を活用した業務プロセス・システムの最適化。ICT活用に向けたデジタルファーストの推進。
所感

 同社は、前中期経営計画において当初経営⽬標は全て達成。売上高は過去最高を更新し、海外売上高比率も38.9%にまで引き上げている。本中期経営計画期間は、グループ⼀体での⾶躍的成⻑に向けた基盤整備の時期と捉え、グローバル市場売上⾼⽐率40%以上の実現と事業領域の拡⼤を目指す。主⼒商品拡販、3極(中華圏・欧⽶・ASEAN)での販売体制強化、新規分野進出等含め、同社の今後の事業展開が注目される。

  • 挑戦度☆
  • 戦略度☆☆
  • 期待度☆☆

新中期経営計画策定に関するお知らせ

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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