ジーデップ・アドバンスが中期経営計画(2025~2027)を発表

概要

 ㈱ジーデップ・アドバンス(東証STD5885)は、2025年7月14日、2027年5月期を最終年度とする3か年の中期経営計画(2025-2027)を発表した。

 2027年3月期の数値目標は、売上高84億円(2024年3月期実績44億円)、営業利益10億円(同6億円)とした。

施策
  • 上位レイヤービジネスへの移行:上位レイヤーへのポートフォリオの拡充を図り、幅広いユーザーニーズに対応シームレスなアップセル・クロスセルを促進する。
  • 大規模AI時代に合わせたエコシステムの増強:クラウドベンダーやデータセンターと提携し、オンプレミスとクラウドのハイブリッド利用を促進。AI利活用促進のエキスパートサービス(プログラム高速化支援、モビリティ向け開発支援、ゲノム解析支援、データ利活用支援、HPC構築支援)、経済性×柔軟性のGPUマルチクラウド(GPU テストドライブ、大規模 オンデマンド)、運用効率化のオンプレ資源最適化支援(GPU対応コロケーションサービス)を強化する。
  • 事業ドメインの拡大:親和性の高い事業ドメインへの新規参入やM&Aを通して成長を加速し、先進的なソリューションを提供するアドバンスドソリューションベンダーを目指す。
所感

 ジーデップ・アドバンスは、「Advance with you 世界を前進させよう」を掲げ、上位レイヤービジネスへの移行、大規模AI時代に合わせたエコシステムの増強、事業ドメインの拡大を志向、AIとビジュアライズソリューションのNo.1カンパニーとなることで中期的に売上高100億円突破を目指す。同社の今後の成長が期待される。

  • 挑戦度☆☆
  • 戦略度☆☆
  • 期待度☆☆

2025年5月期 決算補足説明資料及び中期経営計画

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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