NexToneが事業計画及び成長可能性に関する事項(2023年6月)を発表

概要

 ㈱NexTone(東証GRT7094)は、2023年6月20日、事業計画及び成長可能性に関する事項を発表した。

事業内容

 著作権管理(著作権者から委託を受けた音楽著作物の利用許諾、著作物使用料の徴収・分配業務等)、デジタルコンテンツディストリビューション(国内外の音楽配信プラットフォームに向けた音楽・映像コンテンツの供給)、キャスティング・コンサルティング(アーティスト稼働やライブへのユーザー招待、楽曲タイアップに関わる音楽コンテンツの権利処理等を通じたコンテンツ利用促進コーディネート、家庭向けライブ配信コーディネート等)、ODSサポート(ライブビューイング/映画配給・宣伝、映画館を利用したイベントコーディネート等)、その他(著作権・原盤権等の権利処理システムの開発・提供、コンテンツ配信関連のシステム開発・提供、及び、各種社内システムの開発・運用等)。

強み
  • 楽曲の利用状況データは利用促進への重要なアセットとしても活用。
  • データを活用した配信プラットフォームへの原盤供給やキャスティングにより、楽曲の浸透速度を加速。
  • 著作権の管理のみならず、利用促進まで手がける。
  • マーケティングデータとして活用できるより精緻な使用実績の分析データを権利者に提供。
中期経営計画

 2026年3月期の数値目標は、売上高147億円(2023年3月期実績88億円)、営業利益18億円(同8億円)、とした。

リスク
  • 悪意をもった第三者の攻撃等により顧客情報等の機密性が脅かされたり、顧客が利用するサービスの改ざん、サービス自体が提供できなくなる等の可能性がある。
  • 大地震等の自然災害や利用しているクラウドサービスの大規模障害等の発生を含め、何らかの原因によるシステム障害が発生する可能性がある。
  • キャスティング事業においては、イベント等での関係者感染による延期や中止等の影響を受ける可能性がある。
所感

 同社は、JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)に対抗する唯一の民間企業として、既存権利者の管理範囲拡大を図ると共に、デジタルコンテンツディストリビューション業務における取扱原盤に収録された作品の管理受託、パッケージ音楽ソフトの販売力が強いアイドル系作品の管理受託、個人クリエイターとの契約推進等未開拓作品の獲得、カラオケ演奏の管理参入等を進める。また、日本の楽曲に対する海外からの注目度の向上等を受け、権利者からも徴収ニーズが強い海外徴収領域を強化する。管理曲数の拡大と利用促進、演奏権の全区分管理・海外徴収などによる相乗効果の早期発現を追求することで、同社の更なる成長が期待される。

事業計画及び成長可能性に関する事項

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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