概要
芙蓉総合リース㈱(東証PRM8424)は、2025年2月26日、物流機器の販売・レンタル事業を手掛ける㈱ワコーパレット(2024年3月期純資産21,570百万円、総資産23,212百万円、売上高15,795百万円、営業利益3,386百万円)の株式をオリックス㈱(東証PRM8591)より取得し子会社化すると発表した。
狙い
芙蓉総合リースが有するファイナンス機能やソリューション能力と、ワコーパレットが有する物流分野における知見や事業基盤を融合することで、少子高齢化に伴う人手不足に代表される「物流の2024年問題」などの物流領域における様々な課題の解決を目指す。
所感
芙蓉総合リースは、経営資源を集中投下する成長ドライバーのひとつとして「モビリティ物流」を位置付け、車両領域と物流領域を中心に独自の技術やノウハウを持つパートナーとの連携によるワンストップ型ソリューションを国内外で展開。本件M&Aは、芙蓉総合リースのモビリティ物流領域での事業強化に資する取り組みであり、芙蓉総合リースの今後の成長が期待される。なお、本件M&Aは、芙蓉総合リースがワコーパレットの株式の51%、㈱日本政策投資銀行が49%の株式を取得し、両社共同でワコーパレットの事業拡大と企業価値向上に取り組む。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆
- 期待度☆☆
物流機器の販売・レンタルを手掛ける株式会社ワコーパレットの株式取得(連結子会社化)に関するお知らせ
以上