概要
地盤ネットホールディングス㈱(東証GRT6072)は、2024年6月28日、2027年3月期を最終年度とする3か年の中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)を発表した。
2027年3月期の数値目標は、売上高3,124百万円(2024年3月期実績1,877百万円)、営業利益187百万円(同▲48百万円)、ROE8.3%(同▲7.4%)、とした。
施策
- 既存事業の競争力確保:地盤・BIMソリューション事業における、法令に合わせたニーズの掘起しと新しい取組。BIMソリューションサービスの拡大(各種BIM設計モデリング)。
- 3次元点群データの活用拡大:3次元点群データ活用したデジタルツイン技術による新たなソリューションの展開。
- 新規事業創出と他業界への進出:事業提携・M&A等から新規事業創出・新たな業界へ。
所感
同社は、住宅建築の各フェーズでのニーズを掘り起こし、業務連携・外注・M&Aなどで周辺サービス拡充を進める方針を打ち出している。また、BIMソリューション事業においては、一気通貫のBIMモデリングサービスによって全工程のオペレーションをBIM化する。サービス強化と市場拡大から、独自のポジショニングを目指す同社の今後の取り組みが注目される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆
- 期待度☆☆
以上