概要
㈱ティーケーピー(東証GRT3479)は、2024年11月14日、ブライダル事業及びレストラン特化型事業を手掛ける㈱ノバレーゼ(東証STD9160、2023年12月資本合計8,177百万円、資産合計32,301百万円、売上収益18,265百万円、営業利益1,539百万円)を連結子会社化することを目的として、ノバレーゼの普通株式を公開買付けにより取得することを決定したと発表した。
狙い
- 出店ペースの加速を目的とした物件情報の連携。
- 地域創生事業並びに建物及び空間の再生事業における協業。
- 積極的なM&A戦略における協調。
- ノバレーゼの保有する施設の平日稼働の促進。
- ノバレーゼの保有する施設の厨房機能の最大活用。
- インバウンド事業注力のための協業。
所感
ティーケーピーは遊休不動産を活用して空間を再生し、付加価値を加えた総合的な空間サービスを法人向けに提供する、空間再生流通事業を展開。全国に約270施設の貸会議室や宿泊研修施設を展開し、国内大企業を中心とした年間利用顧客数約3万社の法人顧客基盤を有する。ティーケーピーとノバレーゼは、2024年6月21日付で資本業務提携契約を締結し、以降、業務提携の推進が順調に進展。この背景を踏まえ、ティーケーピーはノバレーゼ株式の追加取得を決定した。2024年6月21日付資本業務提携契約に基づく業務提携内容を更に推進し、両社の間で一層の情報や人的資源の共有を図ることで、経営資源を相互に結集し、両社の協働を深化させることを目指す。本件資本業務提携は、顧客基盤拡充及び送客効率の向上に資する取り組みであり、ティーケーピーの更なる成長が期待される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆
- 期待度☆☆
株式会社ノバレーゼ(証券コード:9160)株式に対する公開買付けの開始及び同社との資本業務提携契約書の締結に関するお知らせ
以上