ナガセがフィットネスジムの㈱ダンロップスポーツウェルネスの株式取得(子会社化)を発表

概要

 ㈱ナガセ(東証STD9733)は、2024年9月27日、フィットネスジムの運営等を行う㈱ダンロップスポーツウェルネス(2023年12月期純資産918百万円、総資産5,637百万円、売上高8,734百万円、営業利益▲21百万円)の株式を住友ゴム工業㈱(東証PRM5110)より取得し子会社化すると発表した。

狙い

 ダンロップスポーツウェルネスは、「サービス事業を通じてスポーツといっしょに生きるライフスタイルを提案し、顧客の心と体の健康の増進に貢献する」という理念の下、関東圏を中心にフィットネスジムの運営を主な事業としており、ジュニアからシニアまでの幅広い年代の会員層を有するとともに、各種インストラクターが提供する高品質のサービスは同業他社と比較しても高い評価を得ているほか、スイミングスクールとしてもジュニア日本代表選手を輩出する名門クラブとしての顔を持ち合わせている。ナガセは、ダンロップスポーツウェルネスを買収することで、ダンロップスポーツウェルネス、子会社の㈱イトマンスイミングスクール及び㈱イトマンスポーツスクールの知見、ノウハウを生徒指導面、募集施策面、校舎運営面で相互に融合し有効に活用することで、各地域においてよりブランド力、顧客満足度を高めた更なる発展を目指す。

所感

 ナガセは、「独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する」という教育理念をグループ全体で共有し、高校生部門(東進ハイスクール、東進衛星予備校、早稲田塾等)、小・中学生部門(四谷大塚等)の塾・予備校事業に加え、2008年に㈱イトマンスイミングスクール、2022年に㈱イトマンスポーツスクールをグループ会社化し、「心・知・体」の教育を総合的に行える体制を構築、真のグローバルリーダーの育成を目指す人財育成企業として成長を続けている。本件M&Aは、ナガセのソリューション強化に資する戦略的M&Aであり、ナガセの更なる飛躍が期待される。

  • 挑戦度☆☆
  • 戦略度☆☆☆
  • 期待度☆☆☆

株式会社ダンロップスポーツウェルネスの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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