概要
能美防災㈱(東証PRM6744)は、2025年8月6日、気象防災および宇宙防衛に関する機器の製造、販売およびサービスの提供を手掛ける明星電気㈱(2025年3月期純資産6,747百万円、総資産12,001百万円、売上高7,990百万円、親会社株主に帰属する当期純利益431百万円)の株式を㈱IHI(東証PRM7013)より取得し子会社化すると発表した。
狙い
明星電気は、1938年の創立以来、「測る」と「伝える」をコア技術とし、気象・防災・宇宙など、さまざまな観測分野において常にその中枢を担い、安全・安心な社会の暮らしを提供、気象防災・宇宙防衛等の事業領域において、気象計や地震計などの計測器、人工衛星に搭載される観測機など、屋外を中心とする防災領域を有している。能美防災は、明星電気を買収することで、「屋内と屋外」「観測 と制御」「地上と宇宙」をつなぐ、かつてないスケールの防災ソリューションを構築する礎を獲得、異なる領域で培われた高度な技術が融合することで、これまで誰も実現できなかった領域に挑戦し、真の総合防災企業グループとして、持続的な企業価値向上の実現を目指す。
所感
能美防災は、100年を超える歴史の中で「防災事業のパイオニアとしての使命に徹し、社会の安全に貢献する」ことを社是とし、火災報知設備や消火設備といった防火防災設備を通して、社会に安全と安心を提供する総合防災企業。2022年度より、更なる飛躍を目指し、経営計画「能美防災グループ中長期ビジョン2028」を策定しており、その施策のひとつとして「積極的なM&A」を掲げている。また、「総合防災メーカーとして災害全般へ事業領域拡大」することを掲げて おり、自然災害の激甚化・頻発化が進む状況を踏まえ、急速に変化する外部環境に対応しながら、火災以外の新たな防災領域への事業展開に取り組んでいる。本件M&Aは、能美防災のソリューション強化に資するものであり、能美防災の更なる飛躍が期待される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆
- 期待度☆☆☆
以上