概要
新光商事㈱(東証PRM8141)は、2025年5月30日、電子デバイスの卸売業、電気設備工事業を手掛ける㈱シミズシンテック(2025年3月期純資産3,772百万円、総資産8,307百万円、売上高9,907百万円、営業利益579百万円)の株式を取得し子会社化すると発表した。
狙い
シミズシンテックは、日本電気の販売特約店として、北陸エリアを起点に強固な営業基盤を有するとともに、 電子デバイスの販売だけでなく、製品の製造過程の段階から、IT/DX 技術を駆使したモノづくり支援といったシステムソリューション開発のノウハウを有している。新光商事は、シミズシンテックを買収することで、経営戦略(エリア戦略、新規事業領域の開拓・創出を目的とした成長投資)を実現、販路拡大のシナジー効果により、収益力のさらなる向上を図る。
所感
新光商事は、「変革の時代の中で、多様なエレクトロニクス商材・サービス等の提供を通じ存在価値を高め、進化する電子部品商社グループを具現化する」を経営方針とし、経営戦略の一つとして「エリア戦略、新規事 業領域の開拓・創出を目的とした成長投資、M&A」を掲げ、集積回路・半導体素子等の電子部品、アセンブリ製品及び電子機器の販売・輸出入事業を展開。本件M&Aは、新光商事のソリューション強化に資する戦略的M&Aであり、新光商事の更なるアライアンス施策が注目される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆☆
- 期待度☆☆☆
株式会社シミズシンテックの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ
以上