スズケンが新中期経営計画「Chapter One」を発表

概要

 ㈱スズケン(東証PRM9987)は、2023年5月15日、2026年3月期を最終年度とする3か年の新中期経営計画「Chapter One」を発表した。

 2026年3月期の数値目標は、連結営業利益率1.5%以上(2023年3月期実績1.4%)、とした。

施策
  • ヘルスケア流通改革:社会インフラの医療流通基盤としての「守り抜く営業」と新たな価値提供をする「新しい営業」に生まれ変わる。訪問を基軸とした接触からデジタルを融合した接触へ変革しMSの行動変容を促す。
  • アジア(中国・韓国)事業の再構築:地政学リスク等を踏まえた上で、現地パートナー企業との協業を一層進化させ、事業基盤の強化と各国医療産業の発展に貢献する。
  • スマートロジスティックス:医療流通プラットフォームの構築を通じて、社会的コストの削減にも貢献する。スペシャリティ医薬品流通においてデータに基づくトータルトレーサビリティの仕組みを整備。
  • デジタルヘルスケア:デジタルプラットフォーム(COLLABO Portal)により繋がる世界、データが集まる世界を創出。
  • 地域医療介護支援:各地域の患者さまの情報を収集し、ニーズの高いサービスを提供し続けることで、地域住民の健康をコーディネートする。
  • ヘルスケア製品開発:患者との接点やグループ製品開発機能を活かし、同社グループ独自のモノ(医療・介護デバイス等)を開発する。
所感

 同社は、本中期経営計画で「既存事業の変革」と「新たな成長事業の準備」を主要テーマと設定。既存事業は、患者及び医療・介護従事者のニーズを起点とした事業構造への転換を目指し、本部機能をヘルスケア流通事業本部(サステナブルな社会インフラ基盤確立、マージンビジネス)とヘルスケアソリューション事業本部(ヘルスケアエコシステム発展への貢献、フィービジネス、新規事業の推進)に再編する。新たな成長事業の準備にあたっては、オープンイノベーションによる発想で価値創造を図り多様化する価値観と融合していく方針を打ち出し、外部採用を加速化し必要な専門スキルの獲得新たな企業風土を醸成、M&A等を通じ新たな経営資源・インフラを獲得、異業種の外部プレイヤーとの企業提携をテコとした共同投資の展開を進める。デジタルプラットフォームについては、医療機関は様々なデジタルサービスや情報へアクセスし易くなることで業務効率化、ヘルステック企業とはポータルを通じて利用者を増やしそこから得られた情報をもとに共同で新しいソリューションを提供、製薬企業には今まで個別管理されていた様々なデータをプラットフォームに集約し価値あるデータとして提供すると同時にポータル導入先における新しい営業展開をともに構築し実現することを狙う。変化するヘルスケアエコシステムに新たな解と希望を送り続ける存在となることで、同社の更なる飛躍が期待される。

2023年3月期決算説明会

以上

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