富士古河E&Cが「中期経営計画(2024年度~2026年度)」を発表

概要

 富士古河E&C㈱(東証STD1775)は、2024年5月29日、2027年3月期を最終年度とする3か年の「中期経営計画(2024年度~2026年度)」を発表した。

 2027年3月期の数値目標は、売上高1,050億円(2024年3月期実績1,036億円)、営業利益85億円(同78億円)、ROE10%以上(同13%)、とした。

施策
  • 電気設備工事業(プラント工事):太陽光発電向け事業の更なる拡大(受変電・蓄電池機器取込みによるEPC拡大、地上置きPPA商談の更なる拡充、新型太陽光発電実用化による物量確保)。蓄電分野への参入(長期脱炭素電源オークション参画、受変電設備の機器取り込み、太陽光発電とのセット商談拡大)。
  • 電気設備工事業(内線・建築工事):省力化(ロボット)投資の取り込み強化(設備投資が見込まれるロボット分野に注力、設計段階からの効率化提案の強化、BIM活用や3Dスキャナ導入による省力化推進)。脱炭素事業への参入(保有技術の応用による脱炭素への取り組み(太陽光発電、地下水利用、省エネ制御等)、脱炭素エネルギーに関する技術開発および検証の実施)。
  • 空調設備工事:半導体分野への注力(半導体分野の大型案件への対応力強化、常駐拠点の再編によるエリア戦略推進、自社施工案件の保守・メンテナンス事業拡充)。環境ビジネスの推進(冷却システムの進化、ノンフロン冷媒を含めた提案営業の強化、省エネ技術の更なる進化、廃熱、フリークーリング、排気再利用技術等)。
所感

 同社は、発電プラント(原子力廃炉含)事業への新規参入を図り、廃止処置、汚染対策、リサイクル技術の確立を目指すなど、2027年以降での売上高を見込む。また、脱炭素関連事業への投資を加速させ、ZEB・蓄電池・次世代エネルギー技術の確立を目指す。同社の今後の取り組みが注目される。

  • 挑戦度☆☆
  • 戦略度☆☆
  • 期待度☆☆

2023年度連結決算および中期経営計画説明会

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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