JRCが事業計画及び成長可能性に関する事項(2023年8月)を発表

概要

 ㈱JCR(東証GRT6224)は、2023年8月9日、事業計画及び成長可能性に関する事項を発表した。

事業内容

 コンベヤ部品の設計・製造・販売。ロボットを活用した自動設備などの設計・製造・販売。

強み
  • 屋外用コンベヤ関連部品でトップシェア(52%)。
  • 日本全国・多業種展開、多様なエンドユーザー。
  • 部品製造からメンテナンスまで一気通貫で対応可能。
  • 全国に強固な代理店網を形成。
中期経営計画

 2024年2月期の数値目標は、売上高9,541百万円(2023年2月期実績8,961百万円)、営業利益1,364百万円(同1,252百万円)、とした。

リスク
  • 同社グループは国内のコンベヤ部品市場において約50%のシェアを保有し、リカーリングビジネスを展開している。現在想定はされないものの、外国企業等が日本のコンベヤ部品事業に参入し大規模に事業を展開した結果、同社グループのシェアが低減することとなった場合には、同社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性がある。
  • 国内の製造業の縮小や既存のコンベヤ部品を必要としない技術革新等によりコンベヤ部品市場が縮小した場合には、同社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性がある。
  • 同社グループが製造するコンベヤ部品の主要な原材料は、パイプ、シャフト等の鋼材、ベアリングのほかゴム、塗料等。これらの原材料価格の変動は製品の製造原価に影響を与え、同社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性がある。
  • 同社グループが提供するロボットソリューション分野は、技術革新の速度及びその変化が著しい業界であり、日々新しい技術やサービスが生まれている。そのため急激な技術革新等により生じた劇的な環境の変化に対し、同社グループが適切に対応することができない場合、同社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性がある。
  • 同社グループが今後さらなる成長を図るためには、優秀な人材の確保及び育成が不可欠となる。高い技術力を有したエンジニアの確保及び育成はもとより、技術営業担当者や事業拡大の基盤となるプロジェクトを推進する人材の確保が重要になっている。当該人材が確保できない場合、同社グループの事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性がある。
所感

 同社は、ニッチトップ&リカーリング、そしてソリューションで成長・拡大するコンベヤ部品事業と、製造業としての経験を活かした高成長なロボットSI事業の2つの事業を展開。コンベヤ部品事業は、機能品の拡販だけでなく、顧客の安定稼働・効率化を実現するサービス(工事サービス、予知保全サービス)への拡大を目指すと共に、海外展開を強化する。ロボットSI事業は、特定領域内で尖ったソリューション・モジュールを具現化・標準化し、顧客認知を獲得することでシェア拡大を図る。ソリューション提案力等を強化することで、同社の今後の成長が期待される。

事業計画及び成長可能性に関する事項

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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