GENDAがカラオケ関係事業の㈱音通に対する公開買付けの開始を発表

概要

 ㈱GENDA(東証GRT9166)は、2024年6月27日、カラオケ関係事業、スポーツ事業、IP事業(コインパーキングの経営等)を手掛ける㈱音通(2024年3月期純資産3,130百万円、総資産6,074百万円、売上高4,418百万円、営業利益461百万円)を完全子会社化することを目的とする一連の取引の一環として、音通の普通株式等を公開買付けにより取得することを決定したと発表した。

狙い
  • カラオケBanBanへの機器導入の推進:同社グループ企業である㈱シン・コーポレーションが運営するカラオケBanBanでのカラオケ機器の新規導入及び更新導入に際して、独立系のカラオケ機器ディーラーである音通を通じた機器導入を行うことにより、音通の取扱機器台数の増加を図る。
  • ナイト市場での規模の経済性:音通は、カラオケBanBanへの新規レンタルを増やし、レンタル期間終了後のカラオケ機器の増加を図る。また、デイ市場(カラオケボックス等の昼間営業している店舗)での役務を終えた年式の新しいレンタル機器を、ナイト市場(スナックやクラブなどの店舗)でのレンタル機器として再流通させることを目指す。音通は、ナイト市場におけるカラオケ機器の設備年数の若返りを図ることで、カラオケ機器レンタルの取引条件の改善を図る。
  • ディーラーのロールアップ M&A に伴うネットワーク拡大および取扱台数増加:同社が蓄積してきたアミューズメント業界のロールアップM&Aナレッジを活かし、音通による営業エリア及びメンテナンスネットワークの拡大、取扱機器台数の増加を目指す。
所感

 同社は、「世界中の人々の人生をより楽しく」という大志実現のため、グローバルにエンターテイメントのネットワークを構築し、エンタメ・プラットフォーム事業及びエンタメ・コンテンツ事業の2つのセグメントで事業運営を行っている。エンタメ・プラットフォーム事業は、アミューズメント、カラオケ、フード&ビバレッジ(F&B)を展開。エンタメ・コンテンツ事業は、人気キャラクターの商品、イベント等を企画・提供するキャラクター・マーチャンダイジング、アニメの制作や出版等のコンテンツ&プロモーションを展開。同社は、経営資源の獲得や事業成長、新規事業参入を早期に実現するため、M&Aを有効な手段として活用、M&Aによる「連続的な非連続な成長」を成長戦略の柱に掲げている。本件M&Aは、エンターテインメントマーケットにおける具体的なシナジーを見込む戦略的M&Aであり、同社の更なる飛躍が期待される。

  • 挑戦度☆☆☆
  • 戦略度☆☆☆
  • 期待度☆☆☆

株式会社音通(証券コード:7647)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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