SEMITECが中期経営計画「Vision2026」を発表

概要

 SEMITEC㈱(東証STD6626)は、2023年5月30日、2027年3月期を最終年度とする4か年の中期経営計画「Vision2026」を発表した。

 2027年3月期の数値目標は、営業利益50億円(2023年3月期実績36億円)、とした。

施策
  • 経営/管理の現地化推進:持続的成長をするため「真のグローバル企業」となることが必須。地域の特性に応じた経営・管理の現地化を推進。
  • コト売りビジネスへの挑戦:お客様の困り事を根本から解決することができるセンサ開発及び販売に取り組む。提案営業力の強化。技術知識強化を目的とした教育プログラムの実施。技術営業員へ変革。他分野技術との連携。
  • 既存市場への拡販:自動車はバッテリー向け以外の拡販(モータ・インバーター等)、様々な機能をサポートする用途開拓。医療は北米・中国を中心に営業・開発対応強化、医療分野研究者との連携。家電は市場の成長が見込まれる新興国への積極販売省エネに寄与するセンサの開発・販売。
  • 未知の独特なセンサの創出:新たな市場を生み出す未知のセンサ・センシング技術の創出。産官学連携による技術力の向上。回路・制御、モジュール化の技術体制の構築。他分野研究者との情報交流の推進。グローバル開発拠点の拡大。グループ間交流・研究所派遣による設計開発者の育成。
  • 生産拠点の強化:安定供給・コスト低減・大量生産ができる体制。バックアップ生産可能な柔軟な生産体制の構築。材料調達ルートの見直し、現地調達化の促進。生産拠点の地域毎の優位性を活かした生産体制に再編。設備投資の拡大、コスト低減活動推進。千葉工場の刷新。
  • DX推進/情報セキュリティ強化:グループ全拠点のデータ統合の推進。集約したデータ活用による経営スピードの向上。グループ全拠点のセキュリティ体制の整備・強化。サイバー攻撃に対してのインフラ強化・社員教育の徹底。
所感

 同社は、体温計向けセンサ特需、家電関連巣ごもり需要、HEV・EV車を主体とする自動車関連増加、産業機器関連増加、海外自動車関連増加、血糖値測定器向け堅調等を背景に、2021年3月期から2023年3月期にかけて売上高、営業利益共に3期連続で過去最高を更新した。同社は2024年3月期をセンサ性能の桁を変える次世代センサのリリース元年と位置付けている。自動車・医療関連分野を中心に新たな市場が期待される開発製品を上市することで、同社の更なる飛躍が期待される。

中期経営計画『Vision2026』策定に関するお知らせ

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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