概要
㈱山大(東証STD7426)は、2026年1月9日、建築資材の卸売・流通、木材市場の運営、プレカット加工、分譲マンション、一戸建住宅の建築・販売、不動産仲介・中古住宅の買取再販事業等を手掛けるナイス㈱(東証STD8089、2025年3月期純資産61,661百万円、総資産171,037百万円、売上高243,054百万円、営業利益4,628百万円)との業務提携を発表した。
狙い
- プレカット事業における連携強化:山大は、住宅用を中心とした汎用プレカット加工業務をナイスグループへ優先的に委託することで、経営資源を特殊プレカット加工業務に集約し、合理化を図る。ナイスグループは、既存工場の稼働率向上によりプレカット加工の生産能力の増強を推進し、また山大との連携を深めることにより、さらなるプレカット事業の強化を目指す。
- 国産材の更なる安定供給体制の構築:山大が生産する「宮城の伊達な杉」をはじめとする高品質な国産材を、ナイスグループへ供給する。ナイスグループの強力な流通網を活用することで、これまでの圏域を越えた販路の拡大と、国産材利用の普及促進を図る。
- 両社の連携を通じたシナジーの創出:上記項目に加え、その他の協業範囲についても定期的な協議を行い、両社の強みを掛け合わせた強固なシナジーの創出に努める。
所感
山大は、「木材の温もりと笑顔あふれる社会」をビジョンに掲げ、宮城県石巻市を拠点に国産スギ材の素材生産から製材、加工、住宅資材販売、施工までを一貫して手掛けている。県内外に広大な保有林を有し、JAS認定工場として宮城県産材ブランド「宮城の伊達な杉」をはじめとする高品質な国産製材品を安定的に供給している。本件業務提携は、山大の経営基盤強化に資するものであり、山大の今後の取り組みが注目される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆☆
- 期待度☆☆
以上