概要
㈱河合楽器製作所(東証PRM7952)は、2023年11月9日、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について発表した。
現状評価
- ROE10.3%(2023年3月期)
- 株主資本コスト7.0%
- エクイティ・スプレッド3.3%
- 配当性向20.0%(2023年3月期)
- PBR0.69倍(2023年3月期)
同社のROEは、コロナ禍の影響による一時的な落ち込みはあったものの、第94期以降は概ね10%前後で推移しており、同社の株主資本コスト(約7%と推定)を上回っており、本中計最終年度のROE目標は10%以上と設定している。一方、同社のPBRは、1株当たり純資産の増加に対して株価が伸び悩んでいることにより、低下傾向にある。同社は、PBRが1倍を下回っている理由は、IR戦略および株主還元策が不十分であり、株主や投資家から同社への成長期待を十分に得られていないことが影響していると分析している。
方針・取り組み
- 創出したキャッシュを更なる成長投資、財務の健全性および株主還元の強化に適切に配分する。
- 本中計最終年度である2025年3月期には配当性向30%を目指す。
以上
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