ENEOSホールディングスが「ENEOSグループ第3次中期経営計画(2023-2025年度)」を発表

概要

 ENEOSホールディングス㈱(東証PRM5020)は、2023年5月11日、2026年3月期を最終年度とする3か年の「ENEOSグループ第3次中期経営計画(2023-2025年度)」を発表した。

 2026年3月期の数値目標は、ROIC7%以上(2023年3月期実績3%)、ROE10%以上(同5%)、ネットD/Eレシオ0.8倍以下(同0.76倍)、3か年累計当期利益7,000億円(前中経3か年累計実績7,948億円)、フリーキャッシュフロー5,000億円(同▲2,317億円)、とした。

施策
  • エネルギー:リソースの投入による安定稼働の実現、1,000億円収益改善(3か年計)のため聖域なき改革)、エラストマー、先端素材等の収益早期拡大。
  • 石油・天然ガス開発:インドネシアタング―第3トレイン増設プロジェクト、マレーシアSK10鉱区ヘランガス田追加開発プロジェクト。
  • 金属:ひたちなか新工場立上げによる能力増強、北米新工場立上げによる安定供給体制の強化。
  • 再エネ:太陽光・風力を中心に拡大。
  • SAF(持続可能な航空燃料):1号プラント検討(26年度運開始)。
  • 低炭素ハイオクガソリン:27年頃一部地域で供給開始。
  • 水素:サプライチェーン構築に向け設備建設本格化。
  • 国内CCS(二酸化炭素回収・貯留技術):Jパワーと共同で調査開始、2030年CO2圧入開始予定。
  • 森林吸収:国内外プロジェクト参画。
  • 海外CCS/CCUS(二酸化炭素回収・貯留・再利用技術):米国プロジェクトを通じた知見蓄積、プロジェクトの推進・選別。
所感

 同社は、「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」のバランスを取りつつ、日本のエネルギートランジションをリード。経営は、ROICを指標としたポートフォリオ経営を志向。石油製品他はROIC改善を目指し、機能材事業・電気事業・再エネ事業をENEOSから分社化、JX金属の上場に向けた準備を開始するなど、権限と責任を明確にし、低効率事業は抜本的経営改善に着手、併せて、コングロマリットディスカウント解消を目指す。同社の今後の挑戦と飛躍が期待される。

ENEOSグループ第3次中期経営計画

以上

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