概要
㈱マルイチ産商(名証MN8228)は、2023年5月26日、2026年3月期を最終年度とする3か年の「中期経営計画2025」を発表した。
2026年3月期の数値目標は、営業利益40億円(2023年3月期実績17億円)、ROE8.0%(同5.4%)、とした。
施策
- 多面的・多角的な事業インフラの拡充。設備投資、事業投資、業務提携、協業推進、人材投入等様々なパターンでコア事業を強化。
- 信州事業の再強化・グループ最適化。量販店は事業部横断による得意先様との総合的取組関係の構築。業務用はグループ会社それぞれの強みに特化、観光県長野におけるプレゼンス向上。ロジは全県を網羅した常温/低温物流網構築。成長分野(業務筋、惣菜事業)への本格参入。
- 非効率事業・資産の見直し。付加価値を生まないノンコア事業の戦略転換or撤退。創出された経営資源をコア事業の成長分野へ集中投下。
- 業務構造改革の推進。新基幹システム稼働に合わせ既存業務の効率化を推進。生産性向上と人的リソース創出を実現。
所感
同社は、「信州」「顧客」「産地」の3つの事業領域をつなぐプラットフォーマーを目指す方針を打ち出している。本中期経営計画では、同社らしさを追求すると共に、セグメント赤字に転落している一般食品事業の立て直しが必要であり、連結子会社㈱丸水長野県水との合併を含むグループ内組織再編によって非効率性を解消する。同社の強みである生鮮品流通の専門性を兼ね備えた生鮮品・食品卸、国内水産物調達ネットワーク、物流、品質管理、商品開発機能を備えた営業力、信州域内における3温度帯の物流網と販売力を更に強化し、他社との差別化を図ることで、同社の更なる飛躍が期待される。
以上
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