概要
㈱ファインズ(東証GRT5125)は、2023年8月10日、2026年6月期を最終年度とする3か年の中期経営計画(2024年6月期~2026年6月期)を発表した。
2026年6月期の数値目標は、売上高3,950百万円(2023年6月期実績2,913百万円)、営業利益1,000百万円(同739百万円)、とした。
施策
- 営業体制の強化:イネーブルメントを増員し強固な教育体制を整備。Salesforce再構築による商談機会の最大化。クラウドワーカーと連携したインサイドセールスチームの構築。
- ソリューションの拡大:Videoクラウドのアップデート。新サービスのローンチ。業務提携等他社とのシナジー拡大。
- 多様なソリューションでDXを実現:クロスセル・アップセルの最大化。ビジネスモデルの変革。
所感
同社主力のVideoクラウド導入実績社数は順調に伸展。同社は、クラウドワーカーを活用したインサイドセールスチームの構築及び営業体制の効率化等を目的として㈱アイドマ・ホールディングス(東証GRT7373)と、DXソリューション拡充を目的として㈱No.1(東証STD3562)と業務提携するなど事業基盤を強化。動画配信プラットフォームから動画分析プラットフォーム(視聴データの分析・改善施策の策定を支援するサービス)へ進化することで、同社の更なる飛躍が期待される。
以上
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