概要
㈱インテージホールディングス(東証PRM4326)は、2023年8月9日、2026年6月期を最終年度とする3か年の第14次中期経営計画(2024年6月期~2026年6月期)を発表した。
2026年6月期の数値目標は、売上高735億円(2023年6月期実績613億円)、営業利益60億円(同37億円)、とした。
施策
- Data+Technology企業としての販促最適化への価値創出。流通データプラットフォーム構想。自社データ+顧客データの活用を価値化し、仕組み化することで営業・生産における業務支援を行う。
- 社会課題解決に向けた行政EBPM(Evidence-based policy making)推進への価値創出。
- 更なる新しい価値創出を目指した体制。「Data+Technology企業としてNew Portfolioへ ~新たな価値発揮の創出~」を推進すべく、新しい価値創出を目指した組織を新設・機能拡張してグループ全体で対応できる体制とする。
所感
同社は、MI(Marketing Intelligence)、BI(Business Intelligence)の単体機能を提供するビジネスモデルから、Data+Technology企業としてのバリューチェーンを拡張し、MIとBIを融合させたサービスを提供することで企業活動/行政の最適化と強化支援を行うビジネスモデルへの変革を目指している。本中期経営計画で経営体制を強化拡大させると共に、Data+Technology 企業化にむけたアライアンス等を更に加速、流通データプラットフォーム構想等を実現させることで、同社の更なる成長が期待される。
2023年6月期決算の状況2030年に向けて/第14次中期経営計画
以上
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