概要
積水ハウス㈱(東証PRM1928)は、2025年3月14日、注文・提案住宅等の施工・販売、リフォーム、分譲マンション、不動産賃貸、中古住宅・住宅用土地の売買、仲介業務を手掛ける㈱土屋ホールディングス(東証STD1840、2024年10月期純資産12,926百万円、総資産27,190百万円、売上高33,278百万円、営業利益152百万円)との資本業務提携を発表した。
狙い
- 研究・開発分野:固有技術やノウハウを活かした新技術の開発、性能向上に向けた共同研究。
- 技術・施工分野:施工力の相互融通による生産性向上と施工力補完及び建築現場技術・技能の向上に向けた協働。
- 営業分野:共同の営業企画・プロモーションの実施、各事業における相互連携。
- 生産調達分野:共同調達、双方の生産拠点の有効活用によるコスト削減。
所感
積水ハウスは、第6次中期経営計画において「国内の安定成長」を基本方針とし、国内での良質な住宅ストック形成を目指して、戸建住宅事業、賃貸・事業用建物事業、建築・土木事業、賃貸住宅管理事業、リフォーム事業、開発事業、国際事業等を展開。本件資本業務提携は、両社が共創関係を築き、互いの知見と技術力を活かしたシナジーを発揮することで、ハード・ソフト・サービスを融合した高付加価値の創出を目指す取り組みである。積水ハウスの更なる成長を後押しする提携として注目される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆☆
- 期待度☆☆
積⽔ハウス 土屋ホールディングスと資本業務提携 株式取得で事業拡大へ~住宅の研究・開発分野等の連携で、協力関係を強化~
以上