概要
㈱ヴィス(東証STD5071)は、2025年6月11日、2028年3月期を最終年度とする3か年の中期経営計画「VISION2027」を発表した。
2028年3月期の数値目標は、売上高200億円(2025年3月期実績162億円)、営業利益20億円(同19億円)、とした。
施策
- ブランド戦略とマーケティング戦略を融合し、顧客に響く効果的なPRを実施。
- 案件規模・種類ごとの受注率向上施策を実施。
- 人材の適切な配置・育成とパートナーシップ強化で質の高い提案と受注率向上を実現。
- 「ワークデザインプラットフォーム」の利用拡大に注力し差別化を図る。
- 価値創出の拡大を目的とした「The Place」展開。
- 戦略的なネットワークの拡充と連携を深化させバリューアップを強化。
- 業務提携および計画的な M&A を推進することで、ワークデザインを拡大。外部成長戦略により、新たな市場機会を創出し、企業規模の拡大を目指す。
M&Aニーズ
- 既存事業拡大のための事業。
- ワークデザイン拡大のための新サービスシナジー。
- ワークプレイスの構築に加え、プロジェクトの前後にわたる継続的な支援を通じて、より良い働き方を実現するサービスするため、提携を強化する方針。
所感
ヴィスは、フィロソフィーである「はたらく人々を幸せに。」を基盤とした、「ワークデザイン」の拡大に向け、基盤構築フェーズを継続しつつ、機会拡大フェーズへとシフトするための基本戦略を策定。ブランディング、データソリューション、プレイスソリューションの既存事業の成長はもとより、外部成長戦略により、新たな市場機会を創出し、企業規模の拡大を目指す。同社の今後の取り組みが注目される。
- 挑戦度☆☆
- 戦略度☆☆
- 期待度☆☆☆
以上