栗本鐵工所が「クリモトグループ新中期3ヵ年経営計画2024〜2026」を発表

概要

 ㈱栗本鐵工所(東証PRM5602)は、2024年5月14日、2027年3月期を最終年度とする3か年の中期経営計画「クリモトグループ新中期3ヵ年経営計画 2024~2026」を発表した。

 2027年3月期の数値目標は、売上高1,300億円(2024年3月期実績1,259億円)、営業利益80億円(同74億円)、ROE7%以上(同7.1%)、とした。

施策
  • パイプシステム:DBM(デザインビルドメンテナンス)要員の育成、強化および更なる収益⼒向上に向けた戦略的構造改革。
  • バルブシステム:国内市場のマーケティング⾒直しや海外市場の開拓に加え、生産性向上に向けた生産ラインの⾒直しやデジタル情報の有効活⽤。
  • 機械システム:二次電池連続製造プロセスでエッセンシャルメーカーとなるため、粉体混練機の⾼性能化と大型化、グローバルな大規模生産体制の構築。
  • 素形材エンジニアリング:事業ポートフォリオの再構築による収益基盤固めのため、⽯炭⽕⼒発電所向け事業をはじめとした既存事業の⾒直しと再生可能エネルギーやリサイクル市場などの新市場の開拓。
  • 建材:新規事業領域での事業化推進および収益性の改善に向けたDXによる生産性向上と収益性に応じたリソース再配分。
  • 化成品:FRP検査路やFSグリッドなどの成⻑分野への積極投資やCFRP・GFRPなどの新製品の展開を通じた売上拡大と⾼利益体質の実現。
所感

 同社は、事業ポートフォリオ戦略を明確化し、市場成長が見込まれる事業を成長牽引事業と位置づけ積極投資対象とする。また、キャッシュ創出の源泉である安定収益事業は、市場変化に対応したシステム販売の強化、周辺事業領域への進出、新製品開発に注力し収益基盤をさらに強化する。社会インフラと産業設備事業の構成、官需/⺠需のバランスが良く、好不況の波に強い事業基盤を持つ同社の今後の更なる飛躍が期待される。

  • 挑戦度☆☆
  • 戦略度☆☆
  • 期待度☆☆

中期経営計画の策定並びに「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に関するお知らせ

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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