日本精機が「新中期経営計画2026」を発表

概要

 日本精機㈱(東証STD7287)は、2023年11月10日、2027年3月期を最終年度とする3か年の中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)を発表した。

 2027年3月期の数値目標は、売上高3,300億円(2023年3月期実績2,757億円)、営業利益165億円(同28億円)、ROE5.5%(同0.7%)、とした。

施策
  • HUD(Head-Up Display)事業の強化:HUD搭載車種のターゲット拡大。メインのターゲットだった中型/大型車向けと並行して軽/小型車向けに拡販に注力。これまでHUDの取引のなかった顧客に対する拡販強化。HUDのさらなる普及を企図。「後付け可能コンバイナーHUD」の試作完了。量産可否の判断を実施予定。新技術・新商品の開発。
  • 欧州事業の収益改善:利益改善施策の実行により、欧州事業の黒字化を図る。拠点閉鎖(UKオフィス)、規模縮小(オランダ)、ポーランドへの人員シフト。 物流の海上輸送化による航空費の削減。新機種受注による販売数量の増加。不採算機種の原価改善。原材料費の高騰に伴う売価の適正化。
  • 新規顧客・新規商材開発:積極的な新規顧客の開拓。既存事業での収益を新規商材開発に充当し、持続的な成長を実現する。
所感

 同社は、本中期経営計画期間に設備投資350億円~400億円を想定、内、HUD関連事業に150億~200億円を投入予定。また、企業価値の継続的な向上及びPBR1倍の早期達成に向けて資本効率性、財務体質及び各事業年度の業績を総合的に勘案、本中期経営計画期間の総還元性向は80%とする。同社の今後の取り組みが注目される。

  • 挑戦度☆☆
  • 戦略度☆☆
  • 期待度☆☆

「新中期経営計画 2026」策定に関するお知らせ

以上

株価算定・企業価値評価で全国対応の三澤公認会計士事務所

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